| | 1 | = バックアップ = |
| | 2 | [[TracGuideToc]] |
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| | 4 | Trac はバックエンドにデータベースを使用しているため、安全に [wiki:TracEnvironment project environment] のバックアップを作成するためには、何らかの配慮が必要になります。 [wiki:TracAdmin trac-admin] に用意されている `hotcopy` コマンドを使用するとバックアップの作成を簡単に行なう事ができます。 |
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| | 6 | '''Note:''' Trac では、 Trac と Subversion 両方を管理するときに分かりやすいよう、 [http://subversion.tigris.org/ Subversion] にあわせて、 ''hotcopy'' という用語にしました。 |
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| | 8 | == バックアップの作成 == |
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| | 10 | 稼働中の TracEnvironment をバックアップするためには、以下のコマンドを実行してください: |
| | 11 | {{{ |
| | 12 | $ trac-admin /path/to/projenv hotcopy /path/to/backupdir |
| | 13 | }}} |
| | 14 | |
| | 15 | [wiki:TracAdmin trac-admin] はバックアップを行っている間、データベースをロックします。'' |
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| | 17 | バックアップされたディレクトリは、 `tar` や `dump/restore` のような通常のファイルベースのバックアップツールで、安全に取り扱うことができます。 |
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| | 19 | === バックアップからの復元 === |
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| | 21 | バックアップは、 SQLite データベースを含む [wiki:TracEnvironment project environment] ディレクトリ配下の全体のスナップショットです。 |
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| | 23 | バックアップから環境を復元するためには、単に、 Trac サービス (Webサーバ、もしくは [wiki:TracStandalone tracd]) を停止し、バックアップからディレクトリ構造を復元した後、サービスを起動するだけです。 |
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| | 25 | ''Note: バックエンドのデータベースとして SQLite を使用しない環境の自動バックアップは現時点ではサポートされていません。回避策として、データベースシステムがどんなメカニズムを提供しているとしても、サーバを停止し、環境のディレクトリ構造をコピーし、データベースの稼働中にバックアップを取ることをお勧めします。'' |
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| | 27 | ---- |
| | 28 | See also: TracAdmin, TracEnvironment, TracGuide |